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春一番の意味は?三寒四温もこの時期

天気予報で時折、「春一番」という言葉を耳にしませんか?

なんとなく天気に関することと分かっていても、

ちゃんとした意味を知らないという人もいるでしょう。


春一番は風のことで、気象用語として用いられます。

ちゃんと春一番にも定義があり、気象庁が発表するんですよ。


春一番は、立春から春分の間に初めて吹く南寄りの強い風です。

春の訪れがあるという意味合いから、春一番と呼ばれます。

実際に春一番が吹いた日は気温が上昇し、春に一歩近づいたような天気になります。

しかし、翌日にはまた気温が下がり、寒さが逆戻りすることも多いですね。

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そこで、春一番が吹き荒れるには、様々な条件があります。


まず、立春から春分までの間ということと、日本海に低気圧があり、
風速8m/s以上の南寄りの風で気温が上昇するのが条件です。

もしこれらの条件が揃わなかったら、春一番とは呼べません。

そのため、春一番が吹かない年もあれば、二番や三番が吹いた年もあります。


ところで、春一番という言葉の語源は、石川県能登地方や三重県志摩地方で
昔から使われていた言葉にあるようです。


立春後に吹く南寄りの強い季節風は、海難事故を引き起こすこともあり、
地元の漁師が春一を非常に恐れていたのだそうです。



また、春の訪れは春一番だけではなく、三寒四温で感じることもあります。

三寒四温とは3日寒いが続いたら、その後4日間暖かい日が続くという意味なんです。

中国東北部や朝鮮半島北部で冬の時期に見られる気候のことです。


実際には、日本ではその言葉通りの周期で、寒暖が繰り返すことはほとんどありませんが、
早春の時期には、低気圧と高気圧が交互にきて、寒くなったり暖かくなったりします。

そのため、2月や3月に三寒四温と呼ぶことが多いです。


寒暖を繰り返すうちに確実に暖かくなり、春の陽気が訪れるということですね。

また、この時期に春一番の発表があることが多いです。


春一番も三寒四温も春の訪れを感じさせるものですが、

事故を招いたり、体調を崩したりしがちですので、万全に注意を払いましょうね!


こちらは、元アイドルグループ キャンディーズの「春一番」です。
↓↓↓

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